最新の調査データで、刑務所内での新型コロナウイルスの集団感染などを防ぐ目的で刑期終了を待たずに釈放された数百人の受刑者の約半数が、釈放後にふたたび犯罪を犯していたことが明らかになった。
犯罪司法研究所は、昨年4月に早期釈放された受刑者108名を追跡した結果、約53.8%が再犯し、そのうち約17%が重罪案件で、約3%が凶悪犯罪案件だったとしている。
州議会議員は早期釈放措置について「早期釈放措置は刑務所の過密状態を緩和するために行われたもので、これは新たな刑務所の建設の必要性を示しています」とコメントしている。
なお、受刑者の早期釈放プログラムは昨年11月に停止されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ