ブランジアーディ市長がロックダウンなどの規制強化を否定

2021.01.11

日刊ローカルニュース

ホノルル市のブランジアーディ新市長は、新型コロナウイルスの新規感染者数が増加していることを受け、今後のオアフ島での規制などに関する自身の考えを発表。経済活動再開の第2段階にあるオアフ島について、現状維持のままで新たなロックダウンやさらに規制が厳しくなる第1弾への移行などは現時点では検討していないことを明らかにした。オアフ島では10日(日)の時点で、7日間の平均感染者数が124名で、陽性率が約4%となっている。

オアフ島では、新型コロナウイルスのパンデミックによって影響を受けた経済の立て直しのため、「経済活動再開のための4段階システム」を導入。現在オアフ島では、1テーブルにつき5名まで同一世帯でない者同士でのレストランでの店内飲食や、5名までの室内でのエクササイズ、短期のレンタル物件の利用、ヘリコプターツアーなどが許可されている。

ブランジアーディ市長は「オアフ島は現在、経済活動再開第2段階にあり、今後については、経済再開活動第3段階に移行することにフォーカスしている状況で、現在、医療専門家などと今後についての検討を続けています」とコメント。経済活動再開のための4段階システムの内容変更などについても検討を行うとしている。

オアフ島で導入されている経済活動再開のための4段階システムでは、2週間にわたって平均で100名以上の新規感染者が確認された場合には、経済活動再開の段階を第2段階から第1段階に引き下げると定めており、経済活動再開第1段階になった場合には、レストランでの飲食が同一世帯の家族5名までとなるほか、ジムやフィットネスクラブなどの屋内エクササイズの一時禁止などの規定が設けられることとなる。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

 

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