ハワイ州では2021年1月1日(金)より、海中のサンゴ礁を保護するため、サンゴの白化現象に影響を与えるとされる成分が配合されている日焼け止めの州内での販売を制限する新法の本格施行が開始されている。
1月1日(金)より施行が開始となった日焼け止め使用制限法案は、紫外線吸収剤のオキシベンゾンとオクチノキサートの2種類の化学物質が配合されている日焼け止めの州内での販売が制限されている。
このほかオアフ島では、1日(金)より、90日間の猶予期間を経て、テイクアウト料理や飲み物を入れるプラスチック製容器や食器類の使用制限法案が施行されるほか、2022年からは発泡スチロール製容器の使用制限法案が施行開始予定となっている。
また、カウアイ郡では、すべての郡の施設での使い捨てプラスチック製品の使用の制限がスタート。これにはボトル入りの飲料水やフォークなどの食器類、ストロー、プラスチック製の袋などが含まれているものの、ゴミ袋や緊急医療品などは除外となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ