カウアイ郡が事前検査プログラムに再参加

2021.01.01

日刊ローカルニュース

カウアイ郡のカワカミ郡長は30日(水)、一時的に離脱していた「新型コロナの事前検査プログラム」への再参加を表明。イゲ知事が同日中にカワカミ郡長の案を承認し、カウアイ郡が改めて事前検査プログラムに再加入している。

カウアイ郡が今回再加入した事前検査プログラムでは、カウアイ島以外の島からカウアイ島に到着するハワイ居住者のみが対象で、カウアイ島渡航72時間前に事前検査を受診し、カウアイ島到着時に陰性証明を提示できる場合には、到着後の10日間の自主隔離が免除となるというもので、米本土など、ハワイ州外からカウアイ島に到着する場合は、引き続き陰性証明がある場合でも到着後の10日間の自主隔離が必要となっている。

カウアイ島では、過去2週間に報告されたコロナウイルスの症例はわずか10例のみと州内でもっとも少ない新規感染者数となっており、当局関係者は「米本土などでは新型コロナウイルスの新規感染者の増加が続いており、州外からの訪問者に対しては引き続き陰性証明がある場合でも到着後の自主隔離を求めることになります」とコメント。現時点で、州外からの到着者に対し、陰性証明の提示のみで到着後の自主隔離を免状することだけでは、カウアイ島の安全を確保できる状態ではないとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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