ハワイのお正月の食卓にかかせないマグロの価格が、今年は例年より若干割高となっている。
漁業関係者は「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、多くの飲食店での一時閉店などで鮮魚の価格が急落し、消費者にとっては鮮魚の価格が下がったことがプラスとなったものの、漁業関係者にとっては厳しい状況が続きました」とコメント。ただし、連邦政府からの300万ドルの資金提供を受けることができたほか、9月中旬の時点では、ユナイテッドフィッシングエージェンシー社に所属している140隻の船の半数のみが操業する状況だったものの、30日(水)には所属しているほぼ全部の船舶が稼働しており、年明けには業績も回復していくのではないかとしている。
オアフ島にある鮮魚店のタマシロマーケット関係者は、タマシロマーケットで取り扱っているマグロの販売価格は、30日(水)1ポンドあたり$12.95~$35ほどで、今年は少人数での集まりが多くなっており、高品質で少量のマグロを購入する割合が増えているようだとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ