米国地質調査局は、20日(日)より噴火活動が活発化しているハワイ島のキラウエア山について、現在の火山活動は安定していると発表した。
キラウエア山では20日(日)夜より噴火活動が活発化。20日(日)から21日(月)にかけて噴煙が上がったり灰が降るなどして、一時的に警戒レベルの引き上げが行われたもののの、21日(月)の夜の時点で状況が安定しているとして、警戒レベルも引き下げられている。
専門家によると、クレーター内にある3つの亀裂のうち2つから溶岩が流出しており、ハレマウマウ火口内の溶岩湖の規模も約33エーカーまで拡大しているものの、噴火活動はクレーター内でのみとなっており、周辺住民やコミュニティへの影響は現時点ではないとコメント。多くの市民が活発な火山活動を見学しようと、火山国立公園を訪問している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ