ホノルル市のカーク・コールドウェル市長は16日（月）、オアフ島内で新型コロナウイルスの感染者数が減少しない現状を受け、11月26日（木）の感謝祭までに経済再開活動の第3段階への移行は難しいとの見解を示した。

オアフ島では、新型コロナウイルスのパンデミックによって影響を受けた経済の立て直しのため、「経済活動再開のための4段階システム」を導入。現在は、1テーブルにつき5名まで同一世帯でない者同士でのレストランでの店内飲食や、5名までの室内でのエクササイズなどはできる「第2段階」となっている。

経済再開活動のための第3段階に移行するには、オアフ島の7日間の平均症例数が1日あたり20〜49例で、陽性率は2.49％未満となる必要があるものの、オアフ島の現在の7日間の平均は76例で、陽性率は2.9%となっており、コールドウェル市長は、このままの状況が続けば感謝祭に10名以上での集まりが可能となる第3段階への移行は厳しいだろうとしている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ