ホノルルマラソンの主催者は22日(木)、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、12月13日(金)に開催が予定されていた第48回ホノルルマラソンを中止すると発表した。
ホノルルマラソンの社長兼最高経営責任者であるジム・バラハル氏は中止について「社交距離を保って安全に開催する方法を模索していましたが、最終的に本年度のホノルルマラソンを開催しないという決断を下しました」とコメントするとともに、2021年度中に延期開催したい意向を示している。
ホノルルマラソンは、世界最大のマラソン大会のひとつとして知られ、毎年約3万人が参加。その半数は日本からの参加者が占めており、マラソンがハワイ州にもたらす経済効果は1億3,000万ドルにも達している。
関係者は、本年度の大会はキャンセルするものの、今大会にすでにエントリーしているランナーはバーチャルでの参加オプションが提供されるほか、2021年内に延期開催の日程をスケジュールできない場合は、2021年12月開催の第49回ホノルルマラソンに追加料金なしで参加することができるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ