ハワイ大学が発表した最新の調査結果で、2050年までにハワイ諸島の海岸線の40%が海面上昇によって消失する可能性があることが明らかになった。
今回発表された調査結果によると、今後30年間の間に地球温暖化による海面上昇のため、水面が現在よりも10インチ以上上昇する可能性があり、何らかの対策を取らない場合には、オアフ島の25マイルにおよぶビーチが消失するかもしれないと指摘している。
専門家は、ビーチは原生している植物や生物にとっても重要な生態系であるほか、ハワイ経済にとっても必要不可欠な場所であり、将来的にハワイのビーチをどのように保護していくのかといった話し合いをすぐにでも始める必要があると警鐘を鳴らしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ