ハワイ州当局は、患者や医療従事者を感染や汚染から守るために使用されるフェイスシールドなどの個人防護具を作成している州内の中小企業に対し、1千万ドルの助成金を提供すると発表した。
カイルア地区でカヌーを製造しているKamanu Composites社は、すでに助成金を受け取った企業のひとつで、同社では今年3月よりフェイスシールドの製作をスタート。現在、1日に1,000個のフェイスシールドを製作しているものの、今後はさらに増産していきたいとしている。
今回の助成金は、連保政府の新型コロナウィルス経済救済法「CARES法」基金から提供されているもので、当局では、新たな助成金の提供で、ハワイを安全に保つために必要な個人防護具の製作と新たな雇用の創出の双方に貢献できることを目指しているとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ