ホテルを使用した隔離措置の経費は毎月数十万ドル

2020.09.10

日刊ローカルニュース

ホノルル市当局は、新型コロナウイルスの感染検査で陽性を示した人の隔離措置の一環として、オアフ島内にある一般のホテルの利用を発表。ホテルを隔離施設として利用した場合、毎月数十万ドルの経費が掛かる可能性があることが明らかになった。

今回、当局が発表した「新型コロナウイルス回復プログラム」では、130室を有するパールホテルワイキキを隔離施設として利用。宿泊者がいるかいないかにかかわらず1室あたり1部屋$97の宿泊費がかかるホテルを30日間にわたって独占使用するために、当局が必要としている経費は$379,375で、このほかに少なくとも4名のホテル授業員の雇用が必要になるとしている。

なお、今回当局が進めているホテルを隔離施設として利用する案は、新型コロナウイルスの検査を受けて陽性反応が出たものの、家族などがいて自宅での自主隔離が難しい状況にある人々を対象としたもので、当局では、ホテルでの自主隔離中の宿泊費やシーツやタオルなどの清掃費などは当局側が負担するほか、滞在中の食料の提供も当局側が行う可能性がある。

市当局では今後、新型コロナウイルスのさらなる感染拡大を防止するため、市内にある別の宿泊施設と同様の契約を締結することを検討。ホテルを隔離施設として利用するための経費は、連邦政府から支給されている約4億ドルの助成金から賄うとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

キーワードから探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
島・エリア
CLOSE
CLOSE
お店を探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
目的別一覧ページ
はじめての方へ
CLOSE
CLOSE
page top