オアフ島リーワード地区にあるリーワード・コミュニティ・カレッジが、全米初となる自家発電率97%の「ネット・ゼロ・エネルギー・キャンパス」になったことが明らかになった。
リーワード・コミュニティ・カレッジでは、キャンパス内に設置された太陽子発電システムを活用し、キャンパスで利用される電力の約97%を太陽光発電で自己供給。関係者は、リーワード・コミュニティ・カレッジの太陽光発電システムは、年間4,642バレルの石油に相当する温室効果ガスの排出を削減することができるほか、キャンパス内でのエネルギー効率化も進めており、今後20年間で約840万ドルを節約できるようになるだろうとしている。
ハワイ州ではこのほかにも、UHマウイキャンパス、ホノルル・コミュニティ・カレッジ、カピオラニ・コミュニティ・カレッジ、ウィンドワード・コミュニティ・カレッジでも自家発電システムの構築が進んでおり、これら4つのキャンパスでは将来的に最大自家発電率が98%ほどになる見込みとなっている。
参考:KITV4