国民低所得住宅連合によって発表された調査結果で、ハワイ州で2ベットルームの賃貸物件を借りるためには、時給$38.76が必要で、全米でもっとも賃貸住宅を借りるために必要とされる時給が高い州となっている。
今回発表された調査では、収入の30%を家賃あてて2ベッドルームの物件を賃貸する場合に必要とされる時給を計算。ハワイ州で2ベッドルームの物件を賃貸するには、年収$81,600、時給$38.76が必要であるとしている。
データーによると、ハワイ州の最低賃金である時給$10.10の収入で2ベッドルームの物件を賃貸するには、3.8個のフルタイムの仕事に就く必要がるほか、1ベッドルームの物件を最低賃金の人が賃貸するには、毎週117時間勤務する必要があるとしている。
なおハワイ州でもっとも2ベッドルームの物件を賃貸するために必要な時給額が高額だったのは時給$41.54が必要とされたオアフ島で、そのほかの島では、カウアイ島が$36.17、マウイ島が$33.83ハワイ島が$27.48だった。
また、賃貸物件を借りるために必要な時給が高い州は、ハワイに次いでカリフォルニア州、マサチューセッツ州、コロンビア特別区、ニューヨーク州の順で、反対に必要な時給がもっとも少額だったのは、$14.19のアーカンソー州、$14.89のミシシッピ州、$14.97のウエストバージニア州の順だった。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ