数千人がキャプテンクック像の撤去を嘆願

2020.06.28

日刊ローカルニュース

全米で人種差別への抗議活動などが続く中、ハワイ州内にあるキャプテンクック像の撤去を求める嘆願が増加している。

ウエブサイトのChange.orgを通して行われているキャプテンクック像の撤去呼び掛けには、26日(金)の時点で約3,000人が参加。銅像の撤去を希望している人たちは、全米各地で拡大している南北戦争の南軍関係者の銅像を撤去する動きが加速していことに刺激を受けたとコメント。「キャプテンクックとその乗組員らは、ハワイで犯罪を起こした犯罪者であるほか、ハワイ原住民の致命傷となるような疫病も持ち込んでおり、銅像を撤去すべきである」と主張。キャプテンクック像を撤去するかわりに、ハワイ王朝を称えるような銅像を設置するべきであると主張している。

なお、ハワイ州内には現在、カウアイ島とハワイ島にキャプテンクック像が設置されている。

参考:KITV4

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