ハワイ州では今週末、各地で人種差別に基づく暴力に反対した抗議活動が行われ、オアフ島で開催された抗議活動には数千人の市民が参加した。

カウアイ島では6日（土）に郡庁舎前に多くの市民が集結。カウアイ郡のカワカミ郡長も抗議活動に参加したほか、マウイ島やハワイ島でも同様の抗議活動が行われた。

オアフ島では5日（金）と6日（土）に大規模な抗議活動が行われ、5日（金）には、数千人の市民がワイキキを中心に抗議デモを行ったほか、6日（土）の抗議活動では、数千人の市民がアラモアナ地区のマジックアイランドに集合後、ダウンタウンにある州議事堂まで抗議のデモ行進を行った。

一部ソーシャルメディアなどでは、ハワイ州内での抗議活動で店舗の破壊活動などが行われる可能性があるとの噂が拡散。ホノルル警察当局などが警戒にあたるなどしたものの、州内での抗議活動はいずれも平和な雰囲気の中で行われ、混乱などは起こっていない。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ