ホノルル市のカーク・コールドウェル市長は14日(木)、新型コロナウィルスの感染拡大にともない、一時的に制限を設けているレストランやバーの営業を、早ければ6月5日(金)にも再開させたいとする意向を明らかにしている。
コールドウェル市長は今回、新型コロナウィルスの感染拡大によって低迷している経済活動を再開させるべく、レストランやバーでの店内飲食の再開案を検討していると発表。現在、ハワイ州のデーヴィット・イゲ知事とレストランなどの営業再開案について検討を続けているとしている。
コールドウェル市長は、レストランやバーの営業再開について、テーブルで使用する調味料のほか、食器やメニューなどをできる限り使い捨てのものに変更したり、従業員や顧客の双方がマスクを着用し、店内のテーブルや椅子も社会距離戦略に沿った配置にするなどすることで、ウィルスの拡散を防止できるのではないかとコメント。また、レストラン側と当局が協力し、歩道やモールの外、公園などに椅子やテーブルを配置して、屋外での食事が楽しめるスペースを設けるようにするなどのアイデアも検討していることを明らかにしている。
ホノルル市では、3月20日よりレストランやバーでの店内飲食が禁止となり、テイクアウトかデリバリーのみでの営業が続いている。
参考:KITV4