オアフ島ケエアウモク通り沿いで長年にわたって営業していたローカルレストランの「リケリケ・ドライブイン」が4月30日(木)に閉店。67年の歴史に幕を下ろした。
ハワイアンスタイルの料理が楽しめるカジュアルレストランとして親しまれていたリケリケ・ドライブインは、新型コロナウィルスの感染防止にともなうレストランでの店内飲食の制限措置後、一時的にテイクアウトのみでの営業を行っていたものの、売り上げの低迷を理由に4月1日(水)より休業。当初、4月末までとなっていたハワイ州の自宅待機令が5月末までに延長されたことを受け、待機令解除後に営業を再開するのではなく、閉店することを決定したとしている。
閉店日となった30日(木)には、長年にわたって親しんでいたレストランに別れを告げたいと希望する顧客が訪れ、店先に花やカード、メッセージなどを書き残す様子がみられた。
リケリケ・ドライブインのオーナーはインスタグラム上で「多くの顧客の皆さんと食事を提供しながら、笑顔で会話を楽しんだ時間が懐かしいです。皆さんに直接お別れできないことにお詫び申し上げます。この困難な時間が過ぎ去った後、皆さんと笑いながらハグができる日が来るのを心待ちにしています」とコメントしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ