ホノルル市当局は24日（金）、民間コミュニティと提携し、オアフ島内で大規模な食料配給プログラムを実施すると発表した。

市当局が発表した配給プログラムでは、食料品支援などの活動を行っているハワイフードバンクに100万ドルを提供。今後8週間で約256,000人以上に対して食料を提供できると試算している。

当局では、4月30日（木）12:00～16:00にオアフ島のワイピオサッカー場で配給を行うほか、将来的に毎週2回、ワイピオサッカー場やカカアコウォーターフロント公園、ハレイワ地区のカイアカベイビーチ公園、ワイマナロディストリク公園など、島内の計4カ所で配給を実施したいとしている。

ハワイ州では3月1日以降、25万人以上が失業。州の失業率は37%と全米でもっとも高い水準となっており、ホノルル市のカーク・コールドウェル市長は、今回実施する大規模な配給プログラムは、今まで配給を必要としていなかった人のサポートにもなるはずだとしている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ