ハワイ州当局は18日(木)、新型コロナウィルスの拡大を受けて延長を発表していた公立校の春休みを、さらに1週間延期すると発表した。
ハワイ州内の公立校は現在春休みで、3月30日(月)より学校を再開するとしていたものの、今回、学校の再開日を4月7日(火)にするとしている。
ハワイ州内にある大学や私立校の多くは、春休みの延長とともに、春休み明けからオンライン授業への移行を行うとするところが増えているものの、約18万人が在籍している公立校では、在籍生徒のうち約10%が特殊教育を受けているほか、在籍生徒の約半数が無料または割引価格でのランチの提供を受ける貧困ライン出身の子どもたちとなっており、学校が予定通り再開できない場合に当局がどのような対応を行うのか、不安視する向きもある。
このほか当局では、州内にある39の公立校にて、18歳以下の子どもに対して持ち帰り専用の朝食とランチを無料で提供するとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ、KITV4