UHERO(ハワイ大学経済研究機構)は10日(火)、新型コロナウィルス感染拡大によってハワイ州が受ける経済損失の予想を発表。ハワイ州を訪れる訪問者が激減することで、年末までに少なくとも4,000人の雇用が失われる可能性があるとしている。
今回発表された経済損失予想では、新型コロナウィルスによる影響は、2002年から2003年に発生したSARSの時と比較して大きく、回復するまでに最悪の場合数年間はかかる可能性があるとしている。
ハワイ州ではすでに訪問者数とホテルの占有率が減少しており、UHEROでは、ハワイ州を訪れる訪問者の実際の支出額は、今年第2四半期だけで前年比17%減、年間で前年比10%減となる可能性があり、年末までに少なくとも4,000人の雇用が喪失するかもしれないとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ