米気象庁は15日(金)、今年に入ってからハワイ州で過去最高気温を更新した日の日数が141日を超えたと発表。11月に入ってからも高温の日が続いており、今年はハワイ州全体が過去に例がないほどの熱さに見舞われているとしている。
気象庁によると、ホノルル、ハワイ島ヒロ、カウアイ島リフエ、マウイ島カフルイの4空港に設置してある観測機で、281日にわたって最高気温を観測。そのうち141日は過去最高気温を更新しており、今月14日(木)の観測では、ヒロで1996年同日に観測された87℉(30.5℃)を更新する88℉(31℃)となったほか、カフルイでも1991年に観測された同日の過去最高気温と同じ気温となる90℉(32.2℃)を観測したとしている。
科学者はハワイ州で気温が高い日が続いてる理由として、過去2番めの水準となる太平洋での海洋熱波によるものとの見方を示している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ