マウイ森林鳥類回復計画の担当者は、マウイ島のナクラ森林保護区内で実施を予定していた絶滅危惧種の野鳥「キウィキウ(kiwikiu)」放鳥プログラムを中止すると発表した。
当局では当初、絶滅危機に瀕しているキウィキウを野生の保護区内に放鳥し、個体数を増加させるとしていたものの、13羽のキウィキウのうち、少なくとも9羽がマラリアに感染して命を落とすなどしたため、放鳥計画を中止することにしたとしている。
なお、調査結果によると、キウィキウの現在の個体数は約300羽で、当局では今後も野鳥の保護と個体数の増加のためのプロジェクトを継続したいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ