バーバーズ・ポイントの航空博物館が閉鎖危機

2019.11.10

日刊ローカルニュース

オアフ島西部のカラエロア空港にあるバーバーズ・ポイント航空博物館が、州運輸局空港部との契約問題に伴い、閉鎖の危機に直面していることが明らかになった。

バーバース・ポイント航空博物館は、古い軍用車両や航空機などを展示している非営利の博物館で、長年にわたって多くの人々に親しまれていたものの、現在、当局との契約問題によって一時的に閉鎖となっている。

当局側では、9月17日に博物館側に対し、賠償責任保険の不備と液体流出違反に対する懸念とともに失効通達書を発行し、現在地からの立ち退きを要請したとしている。

いっぽう博物館側は、当局に対し、保険の証明書と液体流出に対応したことを示す報告を提出しており、当局からの立ち退き要請は不当であると反発している。

しかし当局側は、博物館が提出した証明書等について、当局からの失効通達書が発行された後に提出されており、現時点では立ち退き要請は有効であるとしている。

このほか当局側は、博物館側は使用が許可されている敷地面積以上の範囲を博物館として使用していると指摘。博物館側は、現在の場所で博物館の存続を願っているほか、存続のために博物館の規模縮小に応じることもやむを得ないものの、その場合は、歴史的価値のある車両や航空機が鉄くずになる可能性があるとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

キーワードから探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
島・エリア
CLOSE
CLOSE
お店を探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
目的別一覧ページ
はじめての方へ
CLOSE
CLOSE
page top