ホノルル市当局では、慢性的なごみ問題を抱えるチャイナタウンの現状打開策として、新たに黄色い指定ごみ袋の利用プログラムを開始している。
オアフ島のチャイナタウンでは、ごみの不法投棄やホームレスの人々によるごみの物色などによって歩道や道路にごみが散乱するなどの問題が深刻化。当局では今回、黄色い指定のごみ袋をチャイナタウンにある90以上の商店などに配布し、今後、ごみを捨てる場合には指定ごみ袋の使用を義務付けるとしている。
ホノルル市のカーク・コールドウェル市長は、「黄色い指定ごみ袋はサイズが大きく、商店などで出る大きなごみも袋に詰めやすくなっているほか耐久性もあり、ホームレスの人々が簡単にごみ袋を破ったりできないようになっています」とコメントしている。
なお、市当局では来年の1月までは黄色い指定ごみ袋を無料で配布するものの、2月以降はごみ袋を購入する必要があり、当局では指定ごみ袋1枚につき約60セントの経費がかかると試算している。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ