最新の国勢調査で、2016年度から2018年度のハワイ州の貧困率は約13.7%で、全米で13番めに貧困率が高い州であることが明らかになった。
今回発表された調査結果によると、ハワイ州では州民の192,000人の人々が貧困層で、高額な生活費負担が貧困率を押し上げているとしている。
なお、今回発表された調査結果は、政府による公的な援助や各州での生活費の負担の差異などを考慮して算出される「補足的貧困率(SPM:supplemental poverty measure)」に基づいて算出された結果で、全米一律の基準で算出される公式貧困率とは算出方法が異なっており、ハワイ州の公的貧困率とされる9.5%と比較した場合、ハワイ州の推定貧困率は高い水準となっている。
このほか同調査では、全米の16の州とワシントンD.Cの推定貧困率が公的貧困率よりも高くなっているほか、約22の州が貧困率が下落、12の州は貧困率の変動はなかったとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ