ホノルル警察は13日(火)、ワイキキの3つのホテルで発生した不審火による火災事件の重要参考人として、36歳のエイドリアン・クック容疑者を逮捕したと発表した。
ワイキキでは、4日(日)にアロヒラニリゾートで不審火による火災が発生しているほか、5日(月)夜には、ワイキキ・ビーチコマーbyアウトリガーで、そして6日(火)には、グランド・ワイキキアンbyヒルトンで火災が発生。火災があった3つのホテルの防犯カメラに不審な男性の姿が確認され、当局ではこの不審人物が同一人物とみて男の特定を進めるとともに捜査を行い、今回、エイドリアン・クック容疑者を重要参考人として身柄を拘束している。
ただし当局によると、クック容疑者はホテルでの火災時に起こった窃盗事件の容疑で逮捕されており、現時点では放火犯としての逮捕令状は発行されていない。
なお、今回の3つのホテル火災の被害総額は約180万ドルで、クック容疑者の保釈金は5万ドルに設定されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ