UH(ハワイ大学)の一部の教授は、ハワイ島マウナケア山での建設が予定されているTMT(巨大望遠鏡)の建設反対運動に参加している学生が受講できるよう、遠隔で講義を行うと発表した。
UHによると、現時点で学校に登校せずに講義を受けることができるように遠隔での授業を提供すると表明している教授の人数は80名以上で、すでに160以上のコースが遠隔講義で受講可能となる見込みとなっている。
遠隔講義の受講方法や内容は、オンライン講義のほか、教授自身がマウナケア山の反対派の設営地で授業を行うなど、各教授によって異なっているものの、教授の一人は「学生たちがマウナケア山での活動に参加しながら授業を受講できるようにするため様々なアプローチが行われていることは、とても素晴らしいことです」とコメントしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ