テキサス大学オースティン校とジョンズ・ホプキンス大学が発表した最新の調査結果で、オアフ島は全米でもっとも麻疹を発症する確率が高い25都市の中で10位にランクインしていることが明らかになった。
今回発表された調査結果は、各都市での予防接種率、国際的な航空旅行者数、人口データーなどをもとに算出。オアフ島は麻疹を発症する確率が高めの都市であるとしている。
全米では今年に入って764件の麻疹の発症が確認されており、過去25年でもっとも多い発症数となっている。
ハワイ州内では1月にハワイ島を訪れたワシントン州在住で麻疹の予防接種を受けていない2人の子どもの麻疹発症が確認されているものの、州内のほかの島では麻疹の発症は確認されていない。
なお、全米で最も麻疹に発症する可能性が高いとされたのはイリノイ州のクック郡で、次いでロサンゼルスとなっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ