ホノルル市当局は、オアフ島のハワイカイ地区からワイキキ、フォスタービレッジ地区周辺の約7万戸を対象に、事前予約でのみ粗大ごみを回収する「粗大ごみ回収予約システム」の試験導入を開始すると発表した。
ホノルル市内では現在、当局が定めた週に自宅近くの道路の縁石近くに粗大ゴミを廃棄しておけば、ごみ収集車が回収するという方法を導入しているものの、ごみの不法投棄問題が深刻化しているほか、2008年度から粗大ごみの回収量が80%も増加しており、今回、不法投棄問題解決とコスト削減のため、粗大ごみの回収を事前予約で行う新システムを試験的に導入するとしている。
なお、今回試験導入される粗大ごみ回収予約システムの施行開始は6月3日で、ごみ回収予約の受け付け開始は5月15日以降となっている。また、粗大ごみ回収予約システムの試験導入外の地域では、今後も当局が定めている粗大ごみ回収週に粗大ごみの収集が行われる。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ