ハワイ州議会では、州内で活動している助産師に対し、来年の7月までに公的な免許を取得することを求める新法案を承認。州知事が承認、署名をした場合、同案の施行が決定となる。

ハワイ州では1998年に助産師に関する事柄の管轄権を看護委員会に移譲。その後、助産師の業務に対する規制等が撤廃されていた。

同案の支持者は、公的な免許の取得は、国際助産師連盟の定義に沿っており、助産師の下で出産を希望する人々の安全性が確保できるとコメント。一方、同案の反対派からは、人々はどこで出産するか、だれに出産をサポートしてもらうかといったことを自由に決める権利があると主張し、同案が法制化される場合には、裁判で争う準備を進めているとしている。

参考：KITV4