当局が屋外居住者向けのコミュニティの建設を検討

2019.03.18

日刊ローカルニュース

ハワイ州当局では、州内における屋外居住者問題の解決策として、屋外居住者の人々が共同生活を送ることができるコミュニティの建設案を検討している。オアフ島では路上生活を送る屋外居住者の人数が過去1年間で12%増となっており、屋外居住者問題が深刻化している。

ハワイ州のジョシュ・グリーン副知事は「今回検討している屋外居住者を対象としたコミュニティは、キッチンとトイレなどは共同施設とする村のような施設で、オアフ島に6つ、ハワイ島に2つ、カウアイ島とマウイ島にそれぞれ1つずつ建設し、各コミュニティで最大300名が生活できるようにします」とコメント。コミュニティは一時的に入居するシェルターではなく、継続して生活ができる場を提供するものであり、各コミュニティではペットとの入居を可能とするか否か、独身者向けとするかなど、それぞれの規則を設けるほか、月額$250ほどの家賃を徴収することも検討しているとしている。

グリーン副知事は、まず手始めにオアフ島のワイアナエ地区とワイマナロ地区に2つのコミュニティを建設し、早ければ2020年にもコミュニティの稼働を開始したいとしている。

なお、各コミュニティの建設費用は200万ドルから500万ドルほどになると試算されており、グリーン副知事はハウジング・ファーストプロジェクトの予算の一部で賄えるはずだとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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