ハワイ大手輸送会社のヤングブラザーズ社は6日（水）、ハワイ州公益事業委員会に提出していた輸送コストの値上げ案が承認されたと発表。同社を利用する際の輸送費が4.3%増となることが決定した。今回の値上げ幅は過去6年間で最大となる。

ヤングブラザーズ社側は値上げの理由について「ハワイ諸島間での輸送において、安全性の確保と顧客のニーズに応えるためには、常に使用している機材のアップグレードが必要です」とコメント。今回の値上げによってもたらされる収益を活用し、平均で44年が経過している6隻のタグボートのうち4隻を新しいものに変更する予定であるとしている。

同社では新しいタグボートを導入することで、運営費が節約でき、将来的に顧客のコストを削減できるうえに、二酸化炭素の排出量も抑えることができるようになるとしている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ