ハワイ州交通局は、2018年度の州内で起きた交通事故による死者数が117名で、過去15年間でもっとも交通事故による歩行者の死者数が多かった年だったと発表した。
当局によると、2018年度に州内で交通事故によって命を落とした117名のうち、歩行者は43名、運転手の死者数は38名で、歩行者の死者数のほうが運転手の死者数を上回っているほか、2017年度の交通事故による歩行者の死者数15名、運転手の死者数60名と比較しても、歩行者の死者数が大幅増となっている。
当局では、交通事故に伴う死者数の増加に対し、ドライバーや歩行者に対する安全性向上を呼び掛ける啓発活動なども実施したものの、あまり効果はなかったようだとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ