横断歩道などでの交通取り締まりを強化

2018.10.03

日刊ローカルニュース

ホノルル市とホノルル警察当局は、今年に入ってからのオアフ島での歩行者の交通死亡事故数が昨年よりも急増しているとして、ドライバーと歩行者の双方に注意を呼びかけるとともに、横断歩道などでの取り締まりを強化すると発表した。

当局によると、今年に入ってからの州内での交通死亡事故発生件数は89件、そのうち31件が歩行者が死亡した事故で、昨年同時期の交通死亡事故発生件数78件、うち歩行者の交通死亡事故件数5件と比較して、歩行者が巻き込まれる死亡事故件数が急増している。

ホノルル警察では交通死亡事故件数の増加に歯止めをかけるため、私服警官を交通違反の取り締まりに導入すると発表。横断歩道を渡ろうとした歩行者のふりをした私服警官のために一時停止しなかったドライバーに対し、違反切符を発行するなど、交通取り締まりを強化するとしている。

なお、今年に入ってから発生した歩行者の交通死亡事故の4分の3が横断歩道ではない場所での横断をしていたことが原因となっており、当局では、ドライバーと歩行者の双方に注意と協力を呼びかけている。

参考:KITV4

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