ハワイ州農務局は、7月19日にオアフ島のワイマナロ地区で、雌のサイカブトムシ(coconut rhinoceros beetle)を捕獲したと発表した。島の東部でサイカブトムシが捕獲されたのは今回が初めてとなる。
サイカブトムシは、ハワイ諸島に生息しているヤシの木の種子のほか、バナナやタロ、パイナップル、サトウキビなどにも悪影響を及ぼす害虫として知られており、当局では、サイカブトムシの島内での繁殖拡大に対する懸念を表明している。
サイカブトムシは、2013年12月にオアフ島で最初に生息が確認され、島の真珠湾、ヒッカムエリアに主に生息していることが確認されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ