オアフ島で先週からサービスを開始していた電動スクーターのシェアリングプログラム「Lime Bike」が18日（金）、ホノルル市からの要請を受けてサービスの中止を発表した。

ホノルル市側はLime Bike社に対し、市からの正式な許可を得ずに営業を開始している違法営業であるほか、条例違反もあるとして、営業の即時停止を求めていた。

Lime Bike側は今回の営業中止について「ホノルル市側が電動スクーターを一般のスクーターと同じカテゴリーに分類しており、市当局、利用者等のために一時的にサービスの提供を中止することにしました。今後、市当局と協議を継続し、ホノルル市でのサービスを行えるようになることを願っています」とコメントしている。

Lime Bikeの電動スクーターシェアリングプログラムは、市当局が許可を得ていない違法営業だと指摘していたほか、利用者が市内のいろいろな場所に利用した電動スクーターを放置し、ホノルル警察当局が放置物として電動スクーターを押収するなど、様々な問題が浮上していた。

なお、Lime Bikeによると、営業を行った1週間だけで、2,000人以上が電動スクーターのシェアリングプログラムを利用したとしている。

参考：ハワイ・ニュース・ナウ