火山活動による地元企業への影響が拡大

2018.05.17

日刊ローカルニュース

活発な火山活動が続いているハワイ島で、観光客の減少に伴う地元企業への影響が出始めていることが明らかになった。

ハワイ州観光局では、火山に関する報道や火山国立公園の一時的な閉園などにより、島への観光をキャンセルする旅行者が増加。観光客数の減少によって経営が落ち込んだ企業の閉業や人員削減などの影響が少なからず確認されているとしている。

火山活動が続いている地区から100マイル(160キロ)以上離れたコナ地区やコハラ地区の企業関係者は「毎日、ハワイ島旅行のキャンセルを検討している顧客や、すでにキャンセルを申し出ている顧客などに連絡し、島の状況についての説明をしていますが、今月の売り上げは通常よりも30%減ほどになると試算しています。観光業の落ち込みは今後、島全体の経済へ影響を与えることになるでしょう」とコメントしている。

ハワイ島観光局の関係者は「国内外での火山に関する報道が、ハワイ島に対する誤解を招いています。たしかに火山活動によって閉業したビジネスも若干ありますが、ハワイ島がとても大きな島であり、火山活動による影響を受けているのは島のほんの一部であることを認知してもらうのは非常に難しいです」と語っている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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