リカーライセンスの値上げを検討

2017.09.04

日刊ローカルニュース

ホノルル酒類委員会では、飲食店などでアルコール飲料を提供する際に必要となっているリカーライセンスのライセンス料の引き上げを検討している。

委員会では今回、リカーライセンスのライセンス料を現在より約70%アップする案を検討しており、ライセンス料の値上げが行われた場合、2018年度のライセンス料が$3,900のティキ・グリル&バーでは、$6,700となる。

酒類委員会では、ライセンス料の値上げについて、現在使用しているデーターシステムは19年前のもので、新たなデータシステムの構築のために$450,000を調達する必要があり、現在のライセンス料の徴収だけではコストをカバーすることができないためとしている。

なお、ライセンス料の値上げは過去12年間行われておらず、酒類委員会では、ライセンス料の値上げは正当性があるとしているものの、ハワイレストラン協会では、ライセンス料が値上げされた場合、値上げ分をカバーするため、最終的に消費者が支払う金額が値上げされることになると懸念を示している。

リカーライセンスの値上げに関しては、市議会の承認が必要となっており、議会では9月14日に公聴会を開くとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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