ハワイ州保健局は、カウアイ島のハナレイ湾で行った定期的な水質検査で、基準値を超える腸球菌を検出したとして、ビーチ沿いに警告板を設置している。
当局によると、今回ハナレイ湾で検出された腸球菌の値は、100mlあたり192で、通常の値とされる100mlあたり約130の数値を大幅に上回っている。
当局では、子どもや高齢者、免疫力が落ちている人などが腸球菌の値が高い場所で泳ぐなどした場合、嘔吐や下痢、腹痛、発熱、頭痛などのほか、目や鼻、呼吸器などの感染症を引き起こす可能性があるため、海水浴客に対し注意を呼びかけている。
なお、警告板は腸球菌の数値が安全なレベルに下落するまで設置されるものの、ビーチの閉鎖などは行われていない。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ