オアフ島のカピオラニ大通り沿いに建つ36階建ての高層コンドミニアム「マルコポーロ」で14日(金)午後2時過ぎ火災が発生。3人が死亡した。マルコポーロは1971年に建設され、568ユニットを有する高層コンドミニアムとして知られている。
当局によると、火災が発生したのは建物の26階にある部屋で、100名以上の消防隊員が約5時間にわたって消火活動を行ったものの、火の手は27階や28階など、火災発生現場である26階以外の階にも燃え移り、火元となった26階で3名の死亡が確認されたほか、17人以上が負傷。十数戸のユニットが被害を受けた。
なお、火災の原因については現在調査中となっているが、マルコポーロはホノルル市が高層住宅に対してスプリンクラーの設置を義務付ける前に建設された建物だったためスプリンクラーがなく、建物にスプリンクラーシステムがなかったことが被害を拡大させた一因とみられている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ