2013年1月2日（水）まで展示されるサンタのジンジャーブレッド・ビレッジは、ホテルの総料理長であるラルフ・バウアー氏らが中心となって作成した力作で、中世の教会や鐘、駅やスケートリンクなど、バウアー氏の母国であるドイツの山村のクリスマスが再現されているほか、シェフが実際に訪れて感銘を受けた、奈良の薬師寺東塔も初登場。和洋折衷な芸術作品は必見です。

　そのほか、オアフ島ダウンタウンにあるアロハタワーやイオラニ宮殿、姉妹ホテルのモアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ、イギリスのロンドン・ブリッジやパリのエッフェル塔なども再現されており、見ているだけで世界旅行気分を体験できそうですね。

　ハッピーなホリデー気分を感じさせるお菓子の国は、高さ約4.5メートル、幅約7メートルもあり、約947リットルのアイシング、約68キログラムのダーク・チョコレート、約23キログラムのホワイト・チョコレート、そして90枚のジンジャーブレッドを使用し、800時間以上の創作時間をかけて仕上げられており、その規模の大きさと完成度の高さは圧巻です。

　ワイキキの中心にあるホテルで一般公開されているジンジャーブレッドでできた芸術作品は、毎年ローカルの家族連れにも大人気。ショッピングや観光の途中に、ぜひシェフたちの熱い思いの込められたファンタジー作品を鑑賞してみてくださいね。