裏技も!ハワイのポリネシアカルチャーセンターを楽しむお得なパッケージを徹底ガイド

裏技も!ハワイのポリネシアカルチャーセンターを楽しむお得なパッケージを徹底ガイド

オアフ島北部のライエにある「ポリネシアカルチャーセンター」で濃密なポリネシア体験を親子で楽しんできました。センターを楽しむ裏技も含めて徹底レポート!

更新日:2025.10.01

編集部体験レポート

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

アロハ! ヒロヨです。

オアフ島北部のライエにある「ポリネシアカルチャーセンター(PCC)」。ポリネシアの歴史や文化を丸ごと体験できる大規模テーマパークで、ハワイを代表する観光スポットのひとつです。私は以前イベントが開催された際に訪れたことがあるのですが、かれこれもう10年近く前のような…(時が経つのが早すぎる!)。

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

というわけで、今回はポリネシアカルチャーセンター初訪問となる12歳の息子・サイリと一緒に遊びに行ってきました。内容たっぷりの長めのレポートなので、もくじを参考にどうぞ!

ポリネシアカルチャーセンターでは、園内のアクティビティやショー、グルメが楽しめる様々なパッケージが用意されていますが、今回は日本人旅行者におすすめの「ゲートウェイ・デラックス」をチョイス。

ゲートウェイ・デラックスには
・ポリネシアの6つの村々でのショー鑑賞&アクティビティ体験
・ゲートウェイ・レストランでディナービュッフェ
・ナイトショー鑑賞

が含まれ、12:00〜21:00まで楽しめるパッケージです。

なぜこのパッケージがおすすめなのか、その理由はこちら!

「ゲートウェイ・デラックス」がおすすめな理由

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

・6つの村でのショー&アクティビティで、日本人のみ日本語ガイド付きでスケジュールや道案内はガイドにおまかせ(通常はガイドなし)

・ナイトショー「HA: ブレス・オブ・ライフ」の席がアップグレード

・最上級プランに近い体験をお手頃価格で楽しめる

日本人の方がこのパッケージを利用すると、6つの村でのショー&アクティビティに日本語ガイドが特別に付いてくれるので、広大な園内で「どこをどう回ればいいの?」と迷わずに済むのは大きなメリット。東京ドーム約3個分にあたる約5万坪の敷地があるので、初めて訪れてガイドなしの場合、園内マップがあってもどこにいつ行けば効率良く回れて、自分の興味のあるものが見られるのかわからないですよね?

園内には、サモア、アオテアロア(ニュージーランド)、フィジー、ハワイ、タヒチ、トンガ、それぞれの村が再現され、ガイドさんが村を回るプランを組み立ててくれるので、安心して各島のショーやカルチャー体験に集中できますよ。

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

今回は時間の都合で、私と息子はガイド付きのショー鑑賞&アクティビティのみを体験させてもらいました。ですがこちらの記事ではゲートウェイ・デラックスに含まれているグルメやナイトショーももちろんご紹介しますよ〜。

12:00 ライエ到着&チェックイン

渋滞もなくホノルルから車で1時間ちょっとでライエに到着。送迎オプションを利用すれば移動も楽々です。PCCをめいっぱい楽しむのであれば、開園時間の12:15までにゲートに到着するのがおすすめ。入園の際のチェックインの流れは以下をご覧ください。

入場までの流れ

●チケット(QRコード)をすでに持っている方
→ガイドとの待ち合わせ場所(アイランド入口)へ行き日本語ランゲージツアーであることを伝える
→日本人ガイドと一緒にゲートにて荷物チェックを行ってリストバンドを巻いてもらう
→ツアーガイドと一緒に入園

●チケット番号のみを持っている方
→ウェルカムセンターで番号を伝えてQRコードがついたチケットを受け取る
→ガイドとの待ち合わせ場所(アイランド入口)へ行き日本語ランゲージツアーであることを伝える
→日本人ガイドと一緒にゲートにて荷物チェックを行ってリストバンドを巻いてもらう
→ツアーガイドと一緒に入園

  • チェックインを済ませると、華やかなウェルカムショーが始まり、旅の気分が一気に盛り上がりました。

  • ショーの後、ウェルカムセンターを背にして右側へ進み右手側、ゲートの手前にツアーガイドとの待合場所があるので、ここで日本語のツアーガイドが必要な旨伝えてガイドと合流。何人かのグループでの移動となるので、人数が集まり次第出発となります。

ゲートウェイ・デラックス利用の際のポイント!

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

日本語ガイドさんとの顔合わせの際に、自分が見たいショーや体験、興味があることを伝えると、スムーズ回れるようなプランを考えてくれます。オンライン予約の際、備考欄にリクエスト内容を事前に記入しておくと尚良し!

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

そしてゲートにて荷物チェックを通過し、リストバンドを巻いてもらって入園。

12:40 水上カヌーショー「HUKI」

ショーのスタートは、カヌー・セレブレーション「HUKI」から。このショーの後に各島のアクティビティが始まるので、参加者全員がまず最初に鑑賞することになります。

  • ゲートウェイ・デラックスの場合、入場ゲートを背にしてラグーンの右側にあるのが鑑賞席で、自由に席が選べます。

  • ちなみにこちらのパラソルがあるエリアもOK。日陰で人気のスポットです。

鑑賞の際の裏技をご紹介!

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

12:40を過ぎると、対面の予約席に空きがある場合一般開放され、誰でも空いている席への移動がOKとなります。もし、自由席がちょっと混み合っている時は時間をチェックして空いている予約席を利用しましょう!

HUKIショーはハワイ唯一の水上カヌーショー。海がポリネシアの島々と人々を繋ぐ特別な存在であることを表現したショーです。カヌーに乗りながら各島を象徴する衣装や踊りで、会場を盛り上げます。

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

目の前で繰り広げられるダイナミック踊りにサイリも大興奮。「カメラ貸して!」と夢中で写真を撮っていたのが印象的でした。非日常感たっぷりで、不安定なカヌーの上でダンサーの方が激しく踊ったりジャンプしたりするスゴ技を見ていると、テンションが上がってきます。

13:10 アオテアロア(ニュージーランド)へ移動してマオリパフォーミングアーツ

方向音痴でどんな順番で回ればよいのか全くわからない私は「ガイドさんのおすすめショーを見つつ合間にアクティビティを楽しみたい!」というガイドさん任せのプランをお願いしました。その場ですぐプランを作成してくれて、最初はアオテアロア(ニュージランド)で行われるショーを鑑賞することに。ガイドさんがいてくれて本当に助かりました!

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

ショーが行われるのはアオテアロア内のハワイキロアという建物。この建物の柱の彫刻は祖先との繋がりを表し、家系図になっているそう。ひとつひとつの彫刻にも意味があるんですね。

中にはステージが設けられ、民族衣装を身に着けたダンサーの方たちが伝統的な踊りのパフォーマンスを披露してくれます。ニュージーランドと言えばラグビーのオールブラックスの試合前パフォーマンスでおなじみのハカも見られます。実はサイリはこのハカを楽しみにしていたので、じーっと集中して見ていました。声や表情でぐっと空気が押されるようで、迫力満点!YouTubeで見ていたハカのリアル版を見せてあげられて良かった〜。

13:30 スティックゲーム「ティティトレア」

ショーの後は外でいくつかアクティビティが行われていたので。ティティトレアというスティックゲームに挑戦。リズムに合わせてスティックを投げ合う遊びです。

シンプルなのに動作が増えると思った以上に難しく、失敗するたびに親子で大笑い。息子も「今日イチ笑った??」というぐらい、爆笑していました。昔の遊びが現代っ子の心にも響くんですねぇ。

13:45 フィジーでタトゥー体験&族長の家見学

  • フィジーへ移動してまずはタトゥー体験。腕に模様を描いてもらい、旅の思い出に。好きな柄がひとつ選べます。

  • そして族長の家へ。族長の家に入る際は、サングラスと帽子を脱いで入場しましょう。

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

中は2つのエリアに分かれています。こちらは戦いで勝利した者が敗者の力(マナ)を自分の体に取り込むために、その肉を食べるという風習があった時代の家の様子を再現。

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

そしてもうひとつは西洋の文化を受けた後の族長の家をモデルにしています。頭にはマナが宿るとされ神聖視されていたので高い枕があったり、西洋風の家具、ベッドも設置されていました。頭が大きければ大きいほど力の強さを示し、今でもアフロにして頭が大きく見えるようにしているフィジーの方もいるそう。こうやって実際の展示物を見ながらガイドさんに解説してもらうと、イメージしやすくて理解度がぐんとアップします。

14:00 トンガショー

フィジーの歴史を学んだ後は、ガイドさんおすすめのトンガショーへ。スタンド・アップコメディのようなユーモア満載のショーは笑いの連続! 観客参加型で会場全体が一体となり、子どもも大人も大盛り上がりでした。サイリも踊ったりお兄さんのジョークに笑ったりしてショーを満喫してる様子。

14:15 タヒチでココナッツブレッド試食

ショーを楽しんだ後はタヒチに寄って、ココナッツブレッドの試食。

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

ほんのり甘いパンは素朴で美味しく、つかの間の休憩タイムにぴったり。本場の料理が試食できるのもポリネシアカルチャーセンターならではの文化体験です。

14:30 カヌーで園内移動

タヒチ・ハワイエリアの近くにはカヌー乗り場があります。乗り場は入場ゲート近くにもあって周辺の島々を横断するように往復。

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

入場ゲートから順に奥までアクティビティを楽しんで、帰りはカヌーに乗れば移動が楽ちん!その逆で最初にカヌーに乗って一番奥にあるハワイからアクティビティをスタートでも良さそうですね。

広い園内を水上移動できるのは便利。カヌーから見る景色はまた違って新鮮で、船頭さんのユーモアあふれる解説も楽しかったです。のんびり、ゆったりした時間が過ごせるので、休憩代わりにカヌーに乗るのもいいかも!

14:50 サモアで伝統工芸体験

駆け足でポリネシアの島々を巡ってきましたが、もうすぐ終わりの時間。最後はサモアでヤシの葉を使って魚作りに挑戦。

会場となる場所はココナツの葉で屋根が作られていました。天井も高くて風通しが良く、サモアの気候に適した建築様式。

ここではヤシの葉を2枚使って魚を作ります。順番にやればサイリもできるはず…だったのですが、途中で難航しつつもスタッフの方がていねいに教えてくれて、なんとか魚の形に! 背びれや尾びれの部分の長さを調整したり、切り目を入れたりして自分流にアレンジして、最後に棒を通してループを作ります。

棒の下を持って投げると、ループがなくなり魚が棒の先端に移動し、ルアーのようになって釣り竿風になる仕組み。サイリはブンブン振り回しておりました(笑)。手を動かして作る体験は親子の思い出作りにぴったりです。

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

ここで入場の際に園内マップと一緒にサイリがもらったケイキパスポート(キッズ用スタンプラリーの冊子)の存在を思い出して、記念にスタンプをゲット。このパスポートに全島のスタンプを集めると、ショップでの買い物が割引になったりいろいろ特典が利用できますよ。私達みたいにうっかり忘れないように、ファミリーでの利用の際はスタンプ集めもお忘れなく!

このアクティビティで、私達はタイムオーバー。ハワイに立ち寄れませんでしたが、そのほかの島で最低ひとつはアクティビティを体験できました。約2時間半の弾丸ツアーでしたが、ここまで回れたのはやっぱりガイドさんのおかげです。しかも満足度がすごい!各島の展示については細かい歴史的背景も教えてくれるので、知識が広がりとても貴重な時間が過ごせました。通常は17:30まで各村で遊べるので、私達の2倍以上はショーやアクティビティが楽しめますよ。

今回は回れなかったハワイのショーやアクティビティ、そのほかご紹介できなかった各島のアクティビティも以下のギャラリーを参考にどうぞ。

15:00からは入場ゲート前からバスが発着し、ライエの町&神殿ビジターセンターツアーも利用できます。本当に内容盛りだくさんなので、12時前には到着して、開場後すぐ入場するのがポリネシアカルチャーセンターをフルで楽しむポイント。ツアーは到着順に開始しますが、遅れて到着した場合でも、すでにスタートしている日本人ガイドのグループの場所までスタッフが案内し、合流できるので安心です!

ディナービュッフェ&ナイトショー

そして、このパッケージにはゲートウェイ・レストランでディナービュッフェも含まれています。

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

ビュッフェは100種類以上のメニューが並び、ポケや豪快な肉料理などのメインからデザートまで用意され、アクティビティ後の腹ペコ状態を美味しい料理で満たしてくれます。生演奏もあり、ハワイらしさ満点のディナー体験は、ポリネシアカルチャーセンターでの素敵な思い出のひとつに。

ディナー後は100名以上ものキャストとテクノロジーを駆使した世界最大のポリネシアンダンスショ一「HA:ブレス・オブ・ライフ」を鑑賞。

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

ファイヤーナイフダンスやフラ、タヒチアンなど、多彩な演目が繰り広げられる豪華なダンスショーは、1日のクライマックスにふさわしい体験です。

今回実際に体験してみて感じたのは、日本語ガイドがいることで「理解度も満足度も大きく変わる」ということ。個人で回ることもできますが、やっぱりガイドさんと一緒に回るほうが断然濃密な時間が過ごせます。解説もとてもていねいで、大人も子どもも学びながら楽しめました。

ポリネシアカルチャーセンターの楽しみ方

ゲートウェイ・デラックスは、ディナーもナイトショーも含まれ、1日まるごと文化体験に浸れるコスパ抜群のパッケージ。しかも日本人のみガイドが付くという優待特典があるので、初めて訪れる方、小さなお子さん連れのファミリー、効率良く楽しみたい方にとくにおすすめです。

アロハストリートでは10日前までにポリネシアカルチャーセンターのパッケージを予約すると10%オフになるクーポンを提供しているので、チェックをお忘れなく!

ハワイ旅行で一度は訪れたいポリネシアカルチャーセンター。ぜひゲートウェイ・デラックスを利用して壮大なポリネシアの世界を満喫してくださいね。

ポリネシアカルチャーセンター

<ポリネシアカルチャーセンター>

住所
55-370 Kamehameha Hwy, Laie, HI 96762

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電話番号
808-924-1861 日本語対応可の場合あり

<フキラウマーケットプレイス>

住所
55-370 Kamehameha Highway, ポリネシア・カルチャー・センター内, Laie, HI 96762

GoogleMAPで見る

電話番号
808-369-4171
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