アロハ! ヒロヨです。
マラサダで有名な「レナーズ」やロコ御用達レストラン「サイド・ストリート・イン」などの人気店がひしめくカパフル通り。私はよくこの道を通るのですが、ある日かわいいミントグリーンの外観のお店がオープンしているのを発見! 早速訪れてみました〜。
お店の名前は「オーチョス888」。メキシコやペルー料理を中心にしたラテン系レストラン。2025年7月にオープンしました。「オーチョ」はスペイン語で「8」という意味。「店名にたくさん8が並んでる〜」と思ったのですが、オーナーの祖母が1988年に旅立ったことが由来だそうで、祖母への愛と誇りを込めて名付けたとのこと。
店内にはバーカウンターとテーブル席があり、ファミリーでも訪れやすいカジュアルな雰囲気が魅力。
-
壁にはペルー人アーティストのRenzoさんのアートがディスプレイされ、飾られているアートは購入することも可能です。
-
こちらがRenzoさん。つい先日も大きな作品が売れたそうですよ。シェフとしても活躍する才能豊かなアーティスト。
フードメニューは1ページに集約。メキシコ料理のタコスやブリトーに加え、ペルーの郷土料理セビーチェやロモ・サルタードなど、ハワイではまだ珍しい本格ラテン料理がメニューにずらり。ソーセージなどは自家製で、新鮮な魚を使用するなど食材にもこだわっています。
柑橘類とスパイスやソースでマリネしたセビーチェは中南米では定番の魚料理。いろいろなセビーチェがありますが、ここではペルースタイルのセビーチェが楽しめます。
-
ナチョスとドリンクのアグアフレスカ、オルチャータ
-
パルメザン・スカルプ
前菜代わりにもなるナチョス($15)はボリュームたっぷり。トッピングはチキン、ステーキ、カルニータから選べます。パルメザン・スカルプ($23)はベイビースカルプをバター、チーズ、ハーブで焼き上げたペルーの人気料理。アツアツを一口食べれば、とろけるチーズとホタテの濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。炎が舞う豪快なプレゼンテーションも、テーブルを盛り上げること間違いなし!
そしてペルーの国民食とも言えるロモ・サルタード($24)。肉と野菜の炒めものといった感じなのですが、中華料理の影響を受けて生まれた料理だそうで、酢がほんのり効いていて日本人の口にもぴったりの一品。このソースとご飯の相性が抜群! 横に添えられたユカ(キャッサバ)のフライもカラリと揚がっていてホクホクした食感が病みつきになる美味しさです。
お酒も提供しており、料理と一緒に楽しめます。おすすめは、ピスコサワー($15)。ぶどうを原料とした蒸留酒にライムジュースやシロップを加えたカクテルです。フワフワしているのは卵白を泡立てているから。驚くほど喉越しスムーズで、私の大好きなカクテルです。
このほかにもマルガリータやパロマ、ビールといったアルコールがあり、アグアフレスカ、オルチャータという中南米のソフトドリンクもそろっています。
-
左からオーナーのサムさん、奥さんのジーナさん、マネージャーのアンディさん
-
ペルー人シェフが新鮮な食材を使って本格的な料理を提供
-
中南米の郷土料理は本場のシェフにオマカセ!
「料理を提供するというのは、愛を提供すること。私たちは料理に情熱とエネルギーを込めています。そのエネルギーをお客様に感じ取ってもらえることが、何よりうれしいんです」とオーナーのサムさん。今後はサムさんの故郷・ニカラグアの郷土料理や、プエルトリコ、キューバ、エルサルバドルなどの料理もメニューに加える予定だそうです。
実際に訪れてみて感じたのは、オーナーもスタッフもホスピタリティが抜群なこと! サムさんの言う通り、ポジティブでフレンドリーなエネルギーに満ちたサービスで、店内にいるだけで元気になれます。美味しい料理とドリンクで幸福度が一気に上がる、まるでパワースポットのようなレストランです。
お店はワイキキからカイムキやフリーウェイ方面へ向かう途中、右手にあります。ミントグリーンの外観が目印。
日本やハワイからは遠いラテン諸国ですが、ここなら本格的な中南米のフレーバーを気軽に体験できます。スペシャルメニューや、毎日開催しているハッピーアワーもぜひチェックしてみてくださいね。私も次回はペルー出身の夫と子どもたちと訪れたいと思います!
- この記事をあとでまた
みたい場合は、
マイページにクリップ!