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滝が流れ落ちる海辺の谷…ハワイ島ワイピオ編

滝が流れ落ちる海辺の谷…ハワイ島ワイピオ編

よしみだいすけさんが綴るコラム第21弾。弧を描く水(辺)という意味を持ち、高低差440メートルを流れ落ちる滝があるハワイ島のワイピオ渓谷をご紹介!

公開日:2019.12.04

よしみだいすけのフラナビ・コラム

メレ(うた)を旅するハワイ
第二十一回:ハワイ島ワイピオ

メレ(mele)とはハワイの歌のこと。古来よりハワイの人々は、愛し大切にする土地・場所を歌にしてたたえてきました。その文化は今も受け継がれていて、特定の場所をたたえる新しいハワイ語の歌が今も日々生まれています。

ハワイ語の歌に、ハワイのどんな景色が描かれているのでしょうか?毎月メレに歌われるハワイの場所を訪れて、そこで見る景色をご紹介しています。

第21回となる今回の訪問先は、ハワイ島ワイピオです。

「ワイピオ Waipiʻo」とは、ハワイ語で「弧を描く水(辺)」という意味のハワイ島の海辺の谷。

ワイピオってどこにあるの?というあなたは地図を確認ください。

 

歌の中でワイピオはどのように描かれているのでしょう?
ワイピオを歌うメレには必ずと言っていいほど登場するのがあの滝です。

 

Kūmaka ka ʻikena iā Hiʻilawe
Ka papa lohi mai aʻo Maukele
[Hiʻilawe]

目に見えるはヒイラヴェの眺め
マウケレのキラキラ輝く大地

ハワイ島東北部にあるワイピオ渓谷は地形がすごい。断崖絶壁の海岸線に唐突に巨大な渓谷が深く刻まれています。まるで高い壁のような崖に囲まれた渓谷の奥には高低差440メートルを流れ落ちる滝があり、川となって下に広がる平地を流れ、黒砂のビーチがある海へとつながります。この広い渓谷内にかつて何千人もの人々が住んでいたなんて、今となってはちょっと想像できないくらいの大自然の中、今はほんの一握りの人々によって管理されるタロイモ水田の名残があります。
メレに歌われるヒイラヴェは大きな滝ながら、ワイピオへの入り口となる崖の上の展望台からは見えません。滝は少し入り組んだ谷の奥なのです。

外から谷に入るには、崖を下る急勾配の坂道を降りていきます。それはまるで、過去へのタイムトンネルをくぐるような作業です。渓谷に底に入ればヒイラヴェを見ることができます。そして発見をします。滝は1本ではなく2本あることを。そして、もう一本のあまり語られることのない滝の名前も、この歌を聞けばわかります。右の有名な滝の名前はヒイラヴェ、左の水が流れていないことの多い滝はハカラオア。

I laila hoʻi au e ʻike ai
I nā wai māhana
ʻO Hakalaoa me Hiʻilawe
[Waipiʻo Pāeaea]

そこで私は見る
ツインの水流
ハカラオアとヒイラヴェ

ブラザーズ・カジメロが歌い、クムフラ・マヌ・ボイドが踊る『Heha Waipiʻo』も!

Me ka wailele aʻo Hiʻilawe
Koʻiawe maila i luna, koʻiawe mau i nā pali
[Heha Waipiʻo]

ヒイラヴェの滝とともに
霧雨が空高く、崖の上に降る

カメハメハ大王や伝説の王ウミアリロアがかつて住んだ特別な谷、ワイピオを見下ろす絶景展望台まではヒロから約80キロのドライブ。19号線の一本道を北上し続けること60キロ少し、テックス・ドライブインの角をパカラナ・ストリートへ右折、突き当りの240号線(ワイピオ・ロード)を左折してホノカアのレトロな町を通り抜け、約12キロ先の行き止まりがワイピオ渓谷展望台。ヒイラヴェ滝が流れる谷の奥へ陸路で入るには、ここからすごい角度で下る道を行くしかない。ぼくは徒歩で往復しましたが、おすすめはしません。次回のハワイ島旅では、メレに歌われるワイピオのヒイラヴェを愛でに、4WDなどで行くワイピオ渓谷ツアーを予約して参加しましょう。

関連本: メレ旅 下巻 ハワイ島マウイ島モロカイ島編
>>>詳細はこちら

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