ハワイだけの限定iichikoがとにかくすごい【いいちこ/iichiko BLU】

ハワイだけの限定iichikoがとにかくすごい【いいちこ/iichiko BLU】

ハワイのロコに愛されている日本の焼酎iichiko。「ホヌ(海ガメ)が見る景色」をイメージした、深い碧のボトルにつまった物語とは?

公開日:2016.10.28

更新日:2018.12.06

編集部体験レポート

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アロハ! メグミです。

日本でお馴染みの焼酎「いいちこ」。
ハワイでは「iichiko」として、ロコにかなり浸透し、愛飲されているのですが、そんな話を日本の友人にすると、

「え? 下町のナポレオンがハワイに進出してるって? ホントに〜?」

...なんて半信半疑な反応がかえってきます。
いやいやホントなんですという事実をお伝えしたく、まずはこの写真を見てください。

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はい。こちら、通称「iichikoタワー」

飲み終わったiichikoのキャップを何十個も重ねたもので、1メートルを超えるものもザラ。
ハワイの寿司や和食レストランでは、かなりの頻度で見かけることができます。

このiichikoタワーは、日本では見られず、ハワイで自然に生まれた現象なのだとか。

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こんな風に、ボトルキャップを重ねて作られているのですが、
驚くべきは、タワーはお客さんごとに存在するという点。

お店で飲まれたすべてのキャップを足しているのではなく、一人もしくは1グループだけが飲んだキャップで作られているんです。
どんだけ飲んでるんだよ(笑)。

タワーをどれだけ高く積めるか...そんなお客同士の「無言の競り合い」を表すかのように、お店の棚には、いくつものiichikoタワーが自慢げに並べられています。

ちなみに、上の写真のiichikoタワーは、アロハストリート編集部からもすぐのアラモアナ地区にある焼鳥居酒屋「幸の鳥」で撮影させていただいたのですが、

このタワーは、わずか半年でこの高さにまでなったのだとか。

本当に、どんだけ飲んでるんだよ(笑)。

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iichikoは、日本食系のレストランだけでなく、普通にスーパーやリカーショップにも置かれています。

このように、ハワイでは「下町のナポレオンいいちこ」が「iichiko」としてすっかり浸透しているんですが、じつは海外で現地の人が焼酎を飲んでいるのは、ハワイだけなんだとか。

なぜでしょう?
日本酒は「SAKE」として世界中で飲まれているのに?

考えてみたら、不思議ですよね。

そんな現状を受け、

「日本が誇るジャパンスピリッツ=SHOCHUを、海外にもっと広げていきたい!」

と、ついにiichikoが、海外市場に向けて動き出したというではありませんか!
その新たなる挑戦について、先日、iichiko USAの宮崎さんにお話をお聞きしてきました。

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こちらが、今回お話をお聞きした、iichiko USAの宮崎さん。

 

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宮崎さん、ハワイではこんなに焼酎が飲まれているのに、アメリカ本土をはじめ海外ではそれほど浸透していないって、本当ですか?

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はい、残念ながら本当なんです。いいちこの全生産量のうち、海外に輸出されるのは約1%ほど。そのうちの多くを、ハワイで消費されています。アメリカ本土と比べると人口も規模も小さい島ですが、現地の人が焼酎を飲んでいるのはここハワイだけなんです。本当にありがたいことです。

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お酒は大きく2種類に分けられのですが、例えばワインやビールといった「醸造酒」、日本酒はこの醸造酒に分類されます。もう一方は、ウイスキー、ウォッカ、ラム、ジン、テキーラといったものに代表される「蒸留酒(スピリッツ)」になります。焼酎はこの蒸留酒(スピリッツ)に分類され、世界から見ると日本の蒸留酒【ジャパンオリジナルスピリッツ】といえます。

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しかし、ほかのスピリッツが、それ単体でも飲まれつつ、ほかの素材と合わせてカクテルとしても楽しまれているのに対し、焼酎の飲み方は、ロックや水割り、ウーロン割が主流なんですよね。

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そうですね。というか、焼酎ってそれ以外の飲み方できるんですか?

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もちろんできますよ。先ほど言ったように、焼酎はスピリッツなので、そのままでも美味しく、また自由にカクテルとして使うこともできるんです。

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私たちのiichikoも、日本を代表する蒸留酒としてもっとハワイの人々に楽しんでほしい...その思いから、2014年に「iichiko Bar FRUITS UME」「iichiko Bar FRUITS YUZU」「iichiko BLU」をハワイ先行発売しました。この3商品は、日本未発売、海外での流通のみ。とくにiichiko BLUは現在ハワイだけでしか流通していないハワイ限定のiichikoです。

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iichiko Bar FRUITSのUMEとYUZUは、焼酎ベースのフルーツリキュール。ストレート・ロックがいちばんおすすめですが、ソーダで割ったりカクテルにも使えます。どちらも、焼酎を飲みなれていない方や女性でも飲みやすい口あたりにこだわりました。

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ボトルのイメージも、焼酎というよりはおしゃれなかわいらしい感じですよね。ハワイのイベントでも、このボトル、よく目にしますよ〜。

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イベントをはじめ、バーやレストランでもかなり好評をいただいておりまして、とくに女性の反響がとても良いですね。このUMEとYUZUは、店頭販売も行っているので、スーパーやリカーショップなどで購入し、ご自宅で楽しまれるロコも多いんですよ。

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それとは逆に、一般販売をしない、プロユース限定でリリースしたのが、「iichiko BLU」なんです。

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BLUは、ハワイのバーテンダーたちに愛され、カクテルでも使ってもらえるようにと生み出されました。日本のお酒文化の根本である麹の香り、丸みが凝縮されていて、このまま飲んで美味しいのはもちろん、30%と通常よりも高い度数で作られておりますので、カクテルに使用したときにも最高の持ち味を発揮します。

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おかげさまで、いまではホノルルをはじめハワイの多くのバーやレストランで、iichiko BLUが飲まれているんですよ。

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上の写真は「Bevy」というバーです。

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Bevyって、すっごいお洒落なお店じゃないですか! いま開発が進むホットなカカアコ地区にある人気店ですよね。ぜんぜん焼酎が置かれてるイメージが湧かないお店ですよ。

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iichiko BLUを使ったカクテルも、好評をいただいています。

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焼酎をカクテルに使うって、そこだけ聞くとなんだか違和感がありましたが、このボトルだと自然な感じがするから不思議ですね〜。

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そうなんです。バー空間に馴染む棚に置きたいと思うようなボトルデザインを意識しました。とくにハワイの海をイメージしたブルーのボトルと、水中から空を見上げたホヌ(海ガメ)が見る景色をイメージしてデザインされています。本当にハワイの景色にあう綺麗なボトルだと思います。

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あ、確かに! 深みのあるブルーのグラデーションが、ビーチというより海の中の色彩を感じさせますね。

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バーやレストランだけでなく、ハワイのロコにお馴染みのイベントでも、iichiko BLUはご好評をいただいています。たとえば、ホノルル美術館で毎月最終金曜日の夜に「アート・アフター・ダーク」というイベントがあるのですが、毎年ハロウィンはiichikoがタイアップし、「iichiko Night」を開催しています。

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わ〜楽しそう! すっかりロコの間に浸透しているんですね〜。ハワイのロコはグルメにうるさいので、見た目のお洒落さだけでなく味も認められた証拠ですね。

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そうですね。実際にiichiko BLUは、2015年、国際的な蒸留酒の品評会「New York Ultimate Spirits Challenge」において、とくに優れた商品だけに贈られる最高賞Chairman's Trophy、95点という高スコアを獲得しました。
これは、アジアの蒸留酒がこれまで誰も辿り着けなかった最高得点なんですよ。

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それって、すごいことじゃないですか!?

歴史を切り開いちゃってるじゃないですか!

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ありがとうございます(笑)。

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2014年のリリース以来、レストランやバーのみに流通していたiichiko BLUですが、リカーショップやスーパーで買えないのか?というお声をたくさんいただいており、申し訳なく思っていたのですが、それがついにハワイ限定で、一般向けに店頭販売をスタートすることになったんです。

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え! ビッグニュースじゃないですか! いつから発売開始するんですか?

 

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2016年11月1日(火)からです。ハワイのABCストア、ドン・キホーテ、マルカイ、タムラ・ファイン・ワイン&リカーズなどで購入いただけます。定価は$25前後の予定です。ぜひご自分のスタイルで楽しんでみてください。

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ハワイ限定なんですね。これはぜひチェックせねば!

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日本とアメリカが融合した独自の文化を持つハワイですが、現在の形にたどり着くまでに本当に多くの人たちの関わり合いや、長い年月があったのだと思います。そんな人と人、日本人とロコが作り上げてきた時間の中にiichikoがいて、このハワイで愛され続けているというのは本当にありがたいことだと思っています。そんなハワイに今回のiichiko BLUで何かしら恩返しができたらと思っています。

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焼酎がSHOCHUとして、ハワイから世界に羽ばたいていく日も遠くないですね! 宮崎さん、今日はどうもありがとうございました〜!

...ということで、本日11月1日(火)よりハワイで店頭販売をスタートした「iichiko BLU」。ハワイでしか手に入らない、正真正銘ハワイ限定品です。

新しいハワイみやげに、ご自宅用にも、ぜひチェックしてくださいねー!

ちなみに、アルコール類の日本への持ち込みは1人あたり「760mlが3本まで」となっています。
iichiko BLUは1本750mlなので、1人3本まで日本へ持って帰ることができますよ。
飛行機では機内持ち込みではなく、預け入れ手荷物にしてくださいねー!

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