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売るのはメイド・イン・ハワイという物語

売るのはメイド・イン・ハワイという物語

旅行者参加型の新しいハワイ社会貢献活動「111ハワイ・プロジェクト」。メイド・イン・ハワイのブランド力を高めるその内容とは?

2015.01.08

アロハストリート・インタビュー

 ハワイで作られた「メイド・イン・ハワイ」のアイテムを統一ブランドとして商品開発や販売を行い、売上の一部をハワイのために役立てるプロジェクト「111-HAWAII PROJECT(ワン・ワン・ワン・ハワイ・プロジェクト)」がスタート! 旅行者が気軽に参加できる新しいハワイの社会貢献プロジェクトとして注目を集めています。気になるプロジェクトの全貌について、発起人でありプロジェクト事務局を運営するデザイン会社のクラレンス・リー・デザイン代表、クニ山本さんと、ハワイ州観光局ヴァイス・プレジデントのミツエ・ヴァーレイさんにお聞きしました。

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左:クラレンス・リー・デザイン代表 クニ山本さん
右:ハワイ州観光局ヴァイス・プレジデント ミツエ・ヴァーレイさん

編集部:まずは、この「111ハワイ・プロジェクト」とは、どんなものなのか、教えてもらえますか?

クニ山本さん(以下クニ):農産物や加工食品、工芸や手工業など、ハワイにはとても上質な商品を作っている会社がたくさんあります。そんな地元の産業を応援するとともに、ハワイの文化や環境を保護する団体もサポートしたい、さらにそれが旅行者をはじめ誰もが気軽に参加できるものだったらなお良いよね、というのがプロジェクトのベースにあります。具体的に言うと、さまざまな地元ハワイの生産業者とタッグを組み、新商品を一緒に開発して、「111ハワイ・プロジェクト」の統一ブランドとして販売します。その売上の一部が、ハワイ州観光局の定める、ハワイの文化や環境の保護のために活動するNPO団体に寄付されます。そして旅行者は、商品を購入することでプロジェクトをサポートすることができます。

編集部:「地元企業・産業」「ハワイの地域社会」「旅行者」の3者がみんなで協力し合えるプロジェクトなんですね。

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クニ:じつは、ハワイの製造業は、ほとんどが中小企業。一部のメジャーブランドはヒットしていても、そのほかは埋もれてしまっているのが現状です。中小企業であれば、マーケティングやPRに力を使う余裕のない企業がほとんど。しかし、ハワイラバーのみなさんはご存知のとおり、メイド・イン・ハワイの商品は本当にクオリティが高く、ハワイの外に出ても十分に評価されるべきものがたくさんあるんです。いい商品なのに埋もれてしまっている、その現状を何とかするには、まずはメイド・イン・ハワイそのもののブランド力を底上げするのが大事なのではないか、そう思ったのがこのプロジェクトのきっかけです。

編集部:それで、統一ブランド化する、というアイデアが生まれたんですね。

クニ:これまでデザイン会社として、さまざまなブランドを立ち上げてきたノウハウや経験を活かして、「メイド・イン・ハワイ」というブランディングの認知度をもっと上げていけるのでは、と思っているんです。ひとつの小さな企業ではできないことも、みんなが集まり、ひとつの大きな「メイド・イン・ハワイ」のブランドとして立ち上がることで、これまで届かなかった層へリーチしていくことが狙いです。さらに、メイド・イン・ハワイの商品が注目されることで、地元ハワイの産業を活性化させることも目的のひとつですね。

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ミツエ・ヴァーレイさん(以下ミツエ):ハワイ州観光局としては、3つのポイントがあってこのプロジェクトに賛同しました。まず1つめは、地元の企業をサポートすること。2つめは日本とハワイをつなぐ事業であること。おみやげを買うことで日本からの旅行者のだれもが参加できるという気軽さも良いですね。そして3つめは、ハワイ産商品のブランディングを高めるものであること。取り扱う商品のガイドラインがしっかりあって、クオリティの高いものだけを選出しているという点も大きいですね。それぞれの商品や企業のバックグラウンドがしっかりしていて、物語や意義があるものに、人は惹かれると思うんです。たとえばチョコレートであれば、広いアメリカの中でもカカオが採れるのはハワイだけなんだ、ということも合わせて商品の魅力になりますよね。「ここにしかない特別なもの」というストーリーを、ブランドの中に折り込み、しっかりPRしていけることが大事です。

編集部:何が特別なのか、その意味がしっかり分かれば分かるほど、買う人も、おみやげとしてもらう人も、うれしいですよね。「このチョコレートはね」って、いろんな人に話したくなっちゃいます(笑)。

ミツエ:そこがポイントなんですよ。商品のバックグラウンドがしっかり伝われば、その企業の、111ハワイ・プロジェクト以外の商品にも興味を持ってもらえると思うんです。時間はかかると思いますが、でも、可能性は非常に大きいプロジェクトだと思っています。

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編集部:ハワイ州農務局が上質なメイド・イン・ハワイの商品に対して与える「シールズ・オブ・クオリティ」という制度がありますが、今回のプロジェクトとの違いは何でしょうか?

ミツエ:シールズ・オブ・クオリティは、「このハワイ産商品は一定の基準をクリアした上質なアイテムです」という、いわばハワイ州のお墨付きを、消費者がひと目でわかるように商品にシールを貼ることで表したものですよね。111ハワイ・プロジェクトは、そうした上質なハワイ産商品を支援し、これまで届かなかった層にリーチさせる、いわば起爆剤になると思っています。ですから、シールズ・オブ・クオリティに認定されている商品や企業も、どんどん111ハワイ・プロジェクトに参加していったら良いですよね。

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ミツエ:じつは、いろんな方から「ハワイのおみやげって、どれが良いの?」という質問をとてもよく聞かれるのですが、111ハワイ・プロジェクトのアイテムは、ハワイ産のなかでも上質なものだけがセレクトされていて、バックグラウンドや中身についてしっかり説明が行き届いていてわかりやすいので、おすすめしやすいですよね。さらに、ハワイの社会貢献にもつながるという。

編集部:売上の一部がハワイの環境や文化を保護する団体の活動に役立てられるとのことですが、具体的にはどんな団体に使われるのでしょうか?

ミツエ:どの団体にするかを決めるのはとても重要なので、時間をかけてじっくり協議をしました。まずは「Na Kama Kai」というNPOに寄付されることになりました。ハワイ州観光局としては、このプロジェクトを通じて、ハワイの環境や文化のために活動しているNPOを支援するだけでなく、そういった団体や、彼らの活動を、日本の方たちにも紹介していけたらと思っています。

クニ:111ハワイ・プロジェクトのオフィシャルサイトでは、寄付金額の報告や、寄付先のNPOの活動内容なども、しっかり伝えていきたいと思っています。

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編集部:さて、プロジェクト商品の第一弾として、UCCハワイの「アイス用100%コナコーヒー」が発売されていますね。

クニ:UCCは日本でもお馴染みのブランドですが、コナコーヒーで有名なハワイ島コナに大きな農園があります。今回、111ハワイ・プロジェクトと共同開発し、特別に豆の選定と焙煎を行い、アイスコーヒーに最適な100%コナコーヒーができました。

編集部:パッケージも、とてもおしゃれですよね。さすが、ハワイを代表するデザイン会社の仕事だなという感じがします。

クニ:ジャンルもカラーも違うさまざまな企業が参画するプロジェクトなので、どんな商品やどんな企業でも、しっかり統一したイメージが維持できるデザインでなければいけないですよね。そのため、「このマークがあったらこのプロジェクトの商品」というのがわかるように、シンボリックなマークを作り、ビジュアル戦略を図るんですね。そこで今回起用したのが「ダイヤモンド・ヘッドッグ」と「ダイヤモンド・ヘッドルフィン」というキャラクター。今後はどの商品にも、パッケージにはこのマークがデザインされていきます。

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編集部:頭がダイヤモンドヘッドになっている犬とイルカ、かわいいです!

クニ:ありがとうございます。難しく考えなくても、素直に「かわいい!」って思って、親しみを持ってもらえるよう、子どもでも描けるようなシンプルなものにしました。

編集部:このダイヤモンド・ヘッドッグとダイヤモンド・ヘッドルフィンをデザインした関連商品もたくさん発売されているんですよね?

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クニ:トートバッグやTシャツ、キーチェーンやぬいぐるみなど、さまざまなアイテムをリリースしています。トートバッグやTシャツは、ハワイの職人さんがすべてハンドプリントしているんですよ。ハワイの新しいおみやげとしても好評をいただいています。(関連商品の写真はこちら>>

編集部:現在、ワイキキ中心のショップ「アカクラハウス」の中に、111ハワイ・プロジェクトのショールームがプレオープンしていますが、これらのグッズやUCCのアイス用100%コナコーヒーは、ショールームで購入できるのでしょうか?(※2015年1月11日グランドオープン)

クニ:はい、実際に手に取ったり、購入できますよ。またショールームでは、プロジェクトの活動についてもしっかりと紹介していきます。ショップではなく、あえてショールームと言っているのは、ただ商品を売るのではなく、「物語を売る」ことに意味があると考えているからなんです。

編集部:メイド・イン・ハワイという物語であり、ハワイの魅力という物語であり、地元の企業と旅行者がつながる物語であり...ですね。今後の広がりがますます楽しみです。どうもありがとうございました!

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【グランド・オープニング・イベント開催決定!】
●日時:1月11日(日)一般入場14:00〜
●場所:アカクラハウス(ハードロックカフェやビルズの並び)
ププのサービスや、UCCハワイ・アイスコーヒーのサンプルサービス、プレゼントやドアプライズなどお楽しみが盛りだくさん。子どもも大歓迎です。ぜひ気軽に遊びに来てくださいね!

 ハワイ州観光局の協力のもと、地元ハワイの企業や旅行者が一緒に地域活性化に貢献できる新しいプロジェクトがスタート!メイド・イン・ハワイの上質プロダクトを生み出す企業と、発起人でありプロジェクト…

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