世界で活躍する写真家蜷川実花が語るハワイ

世界で活躍する写真家蜷川実花が語るハワイ

フォトグラファーとして、映画監督として、世界で活躍する蜷川実花さん。ハワイへの渡航回数50回以上というハワイラバーに、その魅力をお聞きしました。

公開日:2013.09.30

更新日:2017.06.14

アロハストリート・インタビュー

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会員番号038
フォトグラファー・映画監督/蜷川実花

木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。映像作品も多く手がける。2007年、映画『さくらん』監督。2008年、個展「蜷川実花展」が全国の美術館を巡回し合計
約18万人を動員。2010年Rizzoli N.Y.から写真集「MIKA
NINAGAWA」を出版、世界各国で話題に。監督映画『ヘルタースケルター』が2012年7月より全国公開、22億円の興行収入も記録。

フォトグラファーとして、映画監督として、世界で活躍する蜷川実花さん。ハワイへの渡航回数は優に50回を超え、2013年夏にはワイキキで写真展も行ったハワイラバー蜷川さんにお気に入りのスポットや過ごし方についてお聞きしました!

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写真展や独自の活動が話題沸騰!
詳細はブログやFacebookでチェック

2013年9月29日(日)まで福井県の金津創作の森
ミュージアムにて個展「蜷川実花展」を開催中。また蜷川実花の世界を気軽に表現できる無料カメラアプリ「cameran」に写真共有機能が追加され話題に ☆オフィシャルブログ☆公式TwitterFacebookも更新中!

「キレイなハワイ」だけでなく「蜷川実花のハワイ」を表現

編集部:この夏、Tギャラリア ハワイ by DFS(旧DFSギャラリア ワイキキ)で開催された写真展が大好評でしたが、ハワイで撮る写真は日本で撮影するのとは違いますか?

蜷川:そうですね。私自身ハワイが大好きで、年に4~5回は来ているので、撮影も楽しいです。日本の撮影だと、素敵な場所ないかなあって探すところから始まるんですが、ハワイはどこもキレイで絵になりますからね。

編集部:写真展ではカラフルで蜷川さんらしい「ハワイ」の写真たちに感動しました!

蜷川:ありがとうございます。私なりのハワイを表現したので、見てくれた皆さんがハッピーになってくれたらうれしいです。実は、どこを撮っても絵になる場所の写真ってまとめるのが難しいんですよ。「ただきれいなハワイ」ではなく「私(蜷川実花)が撮ったハワイの写真」だと感じてもらいたいから…。舞台が素敵だからこその、贅沢な悩みなんですけどね(笑)。でもそこをあれこれ考えるのも、また楽しい。好きな場所で好きなものを撮影すると、絶対いい作品になりますからね。大切なのはテクニックじゃなくて、気持ち良く撮れたかどうかという気持ちの部分。きれいな花々や鮮やかな景色、楽しそうでたまらない子どもたちの笑顔など、撮っている私まで幸せになります。

編集部:なるほど…。では、ハワイの中でもとくにお気に入りの場所ってありますか?

蜷川:絶対に行くのはカイルアエリアですね。ビーチ近くを散策したりショッピングしたり。パンケーキも食べます! ワイキキからカイルア方面へ向かう東海岸沿いの風景も大好き。あんな贅沢な景色を見ながらドライブできる場所、日本ではなかなかないですから。

編集部:たしかに気持ちいい眺めですよね! 空も海も青くてスカッとします。

蜷川:ホント、癒されますよね。あとは、ホノルル動物園ワイキキ水族館の周辺も大好きです。ワイキキから少しだけ離れていて、でも便利で。なんだか「いい気」が流れているように感じるんです。お散歩しているだけで元気になれる、私にとってのパワースポットです。ハワイへは子どもを連れて来ることも多く、一緒に走り回ったりビーチへ行ったりしてとことん遊びます。友だちとハワイで落ち合うこともあるし、ローカルの知人と一緒にバーベキューしたりお料理を作ったりもしますよ。そうそう、ハワイのスーパーって日本とは違う食材も多く、買い物するだけでも楽しいですよね(笑)。

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ハワイの風でパワーチャージ3日の滞在でも完全リセット!

編集部: さすがハワイラバー! 滞在期間を満喫されている様子が伝わってきますね。

蜷川:ハワイって誰が来ても楽しめる場所。これってすごいと思います。仕事柄、世界の様々な国へ行ったことがありますが、やっぱりここは特別なんじゃないかな。ハワイに行くっていうと必ず周りのほとんどの人たちに「えー、いいなあ」って言われますもん!

編集部:では、あらためて蜷川さんにとって「ハワイ」ってどんな場所なんでしょう。

蜷川:うーん。私にとってのハワイは心と身体がリラックスできる場所。そしてしっかり「リセット」できるところですね。できればゆっくりしたいけど、たとえば3日くらいしか滞在できなかったとしても、ギュッとパワーチャージできる。仕事でもプライベートでも、何度も来たくなってしまう特別な島です。

編集部:そのハワイで、今後さらに活動されるご予定などもあるのでしょうか。

蜷川:そうですね。夏の写真展ではスペースの関係もあってあまり多くをお見せできなかったのですが、ハワイで撮り貯めた写真は膨大にあるし、これからも撮り続けていくつもりなので、今後も定期的にハワイで写真展を開催できたらいいなと思っています。ハワイの写真だけを集めた本やカレンダーなども作ってみたい。ハワイが大好きな皆さんに、蜷川実花のハワイを楽しんでいただけるよう、これを機会に活動の幅を広げたいですね!

インタビューを終えて
「仕事柄、なんとなく厳しい人って思われてるみたいだけどそんなことないんですよー」と笑いながら、大好きなハワイについて話してくれた蜷川さん。日本、そしてハワイでさらにご活躍されることを楽しみにしています。どうもありがとうございました!

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