アロハ～！　アロハストリート・ジャパンの石井です。
　東日本大震災から早４カ月が経った日本ですが、その爪あとは大きく、現在もさまざまな復興活動がおこなわれています。そんななか、サッカーなでしこジャパンがW杯で優勝と、嬉しいニュースに日本中が歓喜に沸きました！　この「優勝」という言葉には、選手はもちろん、日本中の人々のさまざまな思いが込められているのではないでしょうか。

　そして、その「言葉」を刻むことができるハワイアンジュエリーが、今、ここ日本で再び注目を集めだしました。そこで、神奈川県は鎌倉市由比が浜の近くに本店をかまえるLocal Brand代表の山田さんに今回のレポートとともにその真相を伺いに行ってきました。

　ハワイの海をみているような感覚におちいるほどキレイな深い青を基調にした店内。そこにまばゆい輝きを放つハワイアンジュエリーたちが並んでいました。実は、ハワイアンジュエリーは「言葉を刻んだ家宝のジュエリー」ということをご存じでしたか。このお話を聞いて、ジュエリーに「言葉」を刻み、代々受け継がれていくことは、このジュエリーをつけた歴代の人たちが、その言葉とともに見守ってくれるという安心と心強さにつながり、だからこそとても神聖なジュエリーなのだと感じました。

　つながっていることがわかるハワイアンジュエリー。　
　大震災後、婚約指輪や結婚指輪、ペアリングなどを求める人たちが多くなったと報道がありましたが、Local Brandでも「確認の意味なのでしょうか、万が一のときのためなのでしょうか、それともお互いの絆を確認するためなのか、ペアリングをお買い求めになる方が多く見受けられました。またカップルだけでなくファミリー等もいらっしゃっていましたよ」と、代表の山田さんがお話してくれました。アメリカの9.11以降もこうした報道が日本でもあったことを覚えていますが、この東日本大震災でも、今まで当たり前だったことが当たり前でなくなり、そばにいた人がいなくなる等、未曽有の出来事が人とのつながりや一緒にいられること、生きていること等の意味をペアリングという形にして、安らぎを得ているのかもしれませんね。

　また、アッシュペンダントも人気があるそうです。これは不安や悲しみを乗り越える支えになるような願いが込められているアイテムです。故人の遺骨を少し入れられるペンダントになっていますが、お客さまからのリクエストで作られるようになったそうです。

　大震災が教えてくれたこと。
　「大震災で被害があった地域の人たちとは比べられないことですが、これからハワイアンジュエリーを取り扱っていくことの大変さを感じています。節電や自粛の日々に試行錯誤です。でもこの仕事を始めた使命だと思って、日本で販売する意味を改めて考えています。今はハワイアンジュエリーより必要なものが多いですが、少しでも心の安心や癒し、豊かになるような存在として、そして“今”だからこそ言葉を残し、今を後世に伝えていくひとつの手段として、ハワイアンジュエリーがあるといいですね」と、山田さんはおっしゃっていました。

　経営者として日々奮闘されているそうですが、何ごとにも、すごく前向きに全力で取り組んでいる姿にとても感銘を受けました。また、女性として、母として、さまざまな表情をもつ山田さんからは温かみに溢れた人柄も感じられました。

　最後に山田さんから「幸せは広がっていきます。小さな幸せは必ず大きな幸せとなります。まずは自分が幸せと感じることから始めてみるのがいいのかもしれませんね」とメッセージをいただきました。

　ちなみに私ごとですが、こちらの願いが叶うというアミュレット・チャーム。購入します！　そろそろ幸せをおすそ分けする立場にまわります！

Mahalo！

【Local Brand　鎌倉本店】
〒248-0014 鎌倉市由比ガ浜4-2-11
TEL 0467-22-8797　FAX 0467-22-8900
古物商許可 ： 神奈川県公安員会第452640001393号