アロハ！ユカリンです。
アラモアナセンターに飲茶＆シーフード専門の「ジェイド・ダイナスティ・シーフード・レストラン」がオープンしました。しかもよく聞いてみたら、1920年代の上海にあったダンスホールを彷彿させる、本格派香港スタイル・シーフードレストランというじゃありませんか！それはいったいどんなところ？

お店の外には2頭の馬が。これは中国で長く続いた王朝が、戦争で初めて馬を使ったことで勝利をおさめたという逸話から、馬イコール強さと繁栄の象徴ということにあやかっているんだそうです。あまりの大きさに圧倒されますね！

　店内は、入り口からは想像もできないほどの広さ。天井も高く、ファッションショーのランウェイになりそうなエリアまであります。7つあるパーティルームには、ワイドスクリーンのテレビが設置してあるなど、多目的に利用できそうな空間になっているんです。さすが上海のダンスホールというのがコンセプトだわ！って感じです。

　この日はちょうどランチタイムだったので、一緒に行った編集部の仲間たちと「これぞ香港式！の飲茶を堪能することに。オーダーした飲茶は、キッチンからお料理が直接テーブルに運ばれてきます。飲茶というとワゴンで運ぶスタイルを思い浮かべますよね？でもここでは、蒸篭に入ったシュウマイや餃子を積み上げて、ワゴンで温める器具に乗せながらテーブルを回るのでなく、出来立てのおいしさをすぐに食べて欲しい、というオーナーのこだわりが生かされているのです。

　この手前の鮮やかなオレンジ色のお饅頭がなんだかわかりますか？これは「生搾りオレンジジュース・ボール」というメニュー。モチモチした皮の中にし～っとりとした、生のオレンジジュースを固めたものが入っているという、これまでで食べたことのない点心です。

　このほかにも緑茶フレーバーのピーナッツ入り餅や、タロイモの餡入りの透き透き中華まんなど、今までに食べたことのない点心がいっぱい。その種類なんと60種以上！

いんげんの炒めものやプリップリのエビを軽く揚げたもの、変わったところでは、ミニエビのトーストなんかもあって、どれを食べればいいのか迷っちゃうー。

カニがたーっぷり入った、ふんわりふわふわのカニとホタテの卵白炒め（写真手前）。カニ好きにはたまらない1品ですね。

コウさんおすすめの激辛ディッシュ。衣をつけてサクっと揚げたシーバス（スズキ）がこの辛いソースに合うんです！

　レストランのイチオシメニュー「蜂蜜つきチャーシュー」。柔らかくて、味もしっかりしみていて、箸がとまりませんー（笑）。焼き色が赤すぎないのもグッド。

　ちょっと触っただけでホロホロと身がほぐれる、ローストポーク。ここまで柔らかい豚肉って食べたことないかも。

　これまたはじめまして！のデザート。「キンモクセイのゼリー」です。甘すぎずとってもお上品な味わいです。写真奥の中華料理の定番デザート「マンゴープリン」もマンゴーの味が濃すぎず、かたさもちょうどいい感じで◎

　こちらがオーナーのコウさん。香港で22店舗のレストランを経営しているという有名オーナーです。今回アラモナナセンターにオープンしたレストランは、記念すべきアメリカ進出第1号。これからもアメリカ本土にもお店を増やしていくんだそうですよ。

　飲茶が大好きでいろんなレストランに行きましたが、ここには今まで見たこともない点心がいっぱいそろっていて、すべてを制覇するのが楽しみになりました。写真付きのメニューには日本語の記載もあるので、安心してオーダーできますよ！