アロハ！リツコです。
　先日、ハワイですてきなライブを聴かせてくれたばかりの、ウクレレ奏者ジェイク・シマブクロ。実は、まさに今、毎年恒例の日本ツアーが行なわれているんです。今年のツアー・タイトルは「I ♥ UKULELE Japan Tour 2010」！ウクレレが大好きなジェイクの気持ちを、そのまま素直に表しているこのタイトル…すてきですねー！

　今回のツアーでは、8月14日の「大阪・なんばHatch」を皮切りに、9月14日の「宮崎市プラザ」まで全国14都市16公演を行う大規模なもの。去る8月22日に「大阪・森ノ宮ピロティホール」で行なわれたライヴ・レポートが現地から届きました。ハワイと日本をウクレレでつなぐジェイクのステージの様子を、早速ご紹介しますね。

観客と一体となって盛り上がるジェイクのステージ！（(c)sencame）

　ここまでのツアーでは、ウクレレ・ソロ演奏を行ってきたジェイクですが、森ノ宮ピロティホールでは、バンドとの公演を披露。この日は、今回のツアーで初めてとなるベースとドラムのバンドセットでのステージを魅せてくれたんです。メンバーは、ジェイクがハワイでは必ず一緒に共演し、偉大な信頼をおいているノール・オキモト（ドラム）とディーン・タバ（ベース）の2人です～。おお、なんと豪華なっ！

　レコーディングにも必ず参加している彼らとジェイクは、ほかのミュージシャンとでは見られない絶大な信頼関係で結ばれています。ステージを見た人が、必ずといっていいほど「あの演奏は、あの３人にしかできない！」と口々に言うことからも、そのすごさがわかりますね。常にお互いを信じあって、リスペクトを持っているからこそ奏でられる音楽…。ノールとディーンは、ジェイクにとっては音楽の神様、まさにヒーローなのだそう。彼らと初めて共演した日、ジェイクはあまりの嬉しさに大泣きをしたと言うほどなんです。この夜も、ジェイクと彼が最も尊敬するミュージシャンたちとの最高のパフォーマンスに、会場は大盛り上がりをみせました。

 

ギター演奏も登場！この笑顔こそがジェイク～　（(c)sencame）

　オープニング曲は、日本で7月28日に発売されたばかりのニュー・アルバム「I ♥ UKULELE」から新曲「143」、次に「Boy Meets Girl」「Bring Your Adz」と続きます。今回は、何とウクレレだけでなくギターの腕前も披露。さらに、QUEENの代表作「Bohemian Raphsody」やレナード・コーヘンの「Hallelujah」をウクレレ・ソロ演奏～。
　後半は、オリジナル曲「Orange World」や「3rd Stream」、カヴァー曲「While My Guitar Gently Weeps」を演奏。鳴り止まない拍手にスタンディングオヴェーション。アンコールには、映画フラガールの挿入歌「フラガール」ほか数曲を披露して、2時間に渡るコンサートは、これまでにないほどの興奮とともに、惜しまれつつ終了しました。

「ハナホウ～！」スタンディングオヴェーションがすごい　（(c)sencame）

　バンド・セットでの演奏は25日の高知でも披露されました。さらに今後は、27日の広島、29日の東京公演（オーチャードホール）でも行なわれます。とくに、29日のオーチャードホールでは、マイケル・グランデ（キーボード）＆イギー・ジャン（バイオリン）も登場し、フルバンドでのステージとなるそう。日本ではめったに体験することができない演奏を、ぜひお見逃しなく！

★「I ♥ UKULELE Japan Tour 2010」ツアー詳細はジェイクの日本公式サイトでご確認を！★